進路選択のポイント(栄光ゼミナールから転載)

 

 

進路選択のポイント

お子さまの将来には、さまざまな選択肢があります。

中学受験か、高校受験かだけでなく、進路選択はお子さまの進む道に大きく影響します。

大きく4つに分かれる進路について、それぞれのポイントと注意点に注目してみましょう。

私国立中高一貫校

「進学校」の大部分の生徒が、大学進学のために受験する学校のこと。
難関大学合格という目標がはっきりしているため、前倒しの無駄のないカリキュラムで授業が進みます。進路指導も熱心に行われるので、将来の職業などについて考える機会も充実しています。

ここがポイント!

・効率よいカリキュラムで、速いペースで学習が進む


・高校受験がなく、部活動や学校行事にじっくり取り組める
 

・たくさんの進路の中から、自分に合った進路を探すことができる

ここに注意!

・6年後の大学受験に向けて自分で計画的に学習する必要がある


・学校が自宅から離れていることが多く、通学・部活動・家庭学習の時間管理が重要

 

 

 

私立大学附属中高一貫校

「将来は○○大学へ進学させたい」という希望を持つご家庭にとって、大学附属校は大きな魅力です。大学受験の必要がないため、6年間の学校生活では、勉強以外のことにも思いきり打ち込むこともできます。多感な10代の時期にゆとりある時間の使い方をすることが可能。

ここがポイント!

・大学卒業まで受験勉強の必要がなく、部活動や習い事に力を入れることができる


・学校行事、海外研修などが活発に行われることが多い

 

・10年間同じ学校に通うので、愛校心や生涯にわたる友人関係が育まれやすい

ここに注意!

・必ずしも希望の学科・学部に進学できるとは限らず、進路が狭まる場合がある

 

・希望の学科・学部に入るためには、一定順位をキープする必要がある

 

 

 

公立中高一貫校

「国際社会で活躍するリーダーの育成」を目標に設立された公立中高一貫校。力を入れているプログラムや教科が学校ごとに異なります。

例えば、都立小石川中は自らが設定したテーマで探究活動を行う「小石川フィロソフィー」。都立武蔵高附中は自然・人間・社会に関わる内容を総合的に扱う「地球学」などです。学校ごとに特色や受検制度などが異なるため、進学を考えているご家庭は早めの情報収集が必要です。

ここがポイント!

・大学受験を意識して、カリキュラムは前倒しで進む

 

・本人の適性や興味に合わせて、個性を伸ばしていくことに重点を置いている

 

・中学3年間で授業料がかからず、私立中高に比べてリーズナブル

ここに注意!

・受検倍率が非常に高い


・「適性検査」が課され、思考力や表現力が求められるため、独自の対策が必要

 

 

 

 

公立中学校(高校受験)

 ・小学生のうちは勉強だけでなく習い事やスポーツなども経験させたい。
 ・受験勉強をさせるよりは、もう少し伸びる時期を待って本人の希望の進路を考えたい。
こういった考えをお持ちの保護者の方は、高校受験を視野に学習計画を立てることをお勧めします。この場合のポイントは中学校で好成績をキープしておくこと。正しい学習習慣をしっかりと身につけておき、将来、志望する高校への有利な進学をねらいましょう。

ここがポイント!

・授業の理解と定期テスト対策ができれば、部活動や習い事も充実


・高校受験では、スポーツを重視する入試など、入試スタイルが豊富

 

・早慶はじめ、難関大附属の入試は中学受験よりも倍率が低い

ここに注意!

・公立高校は5教科入試のため、幅広い知識が必要

 

・内申点も重要であり、日々の復習や定期テストで安定した得点が大切

 

 

 

まとめ

お子さまが希望する中学・高校によって歩む道はさまざまです。興味を持った学校には、ぜひ足を運んでみてください。百聞は一見にしかず!新しい発見があるかもしれませんね。
将来の詳細な道筋を今のうちからしっかりと考えていきましょう。

 

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