塾ソムリエに聞く、我が子にあった塾選び

 

今回のテーマは、中学受験にむけての塾選びです。口コミサイト「ウィメンズパーク」の投稿から、先輩ママたちの塾選びの決め手を紹介します。塾ソムリエの西村則康さんにもアドバイスをもらいました。

 

 

 

我が家の塾選びの決め手は?

いろいろな特色がある塾から我が子にあった塾を選ぶには、どういったところをチェックするといいのでしょう? ママたちの体験談を見てみましょう。

 

 

志望校の合格率

「決め手は合格率です。中受塾はしっかりと志望校の受験対策の指導をしてくれないと意味がなくムダです。私は、入塾後に志望校の合格者の集いに参加して、合格者の人数も実際に確かめました。志望校の入試に合致したテキストと学習指導がないと、子どもの意欲も下がると思います」

 

 

面接対応をしているかもチェック!

「志望校が決まっていれば、その学校の受験に強い塾を選ぶのがポイント。そのほか、予習型なのか復習型なのか、受験に面接があるなら面接対応もしているか、受験が何教科などを考えて選びました」

 

 

戦略に長けた塾を選びました

「うちは合格実績と具体的な戦略に長けているところから探しました。入試前まで通塾予定であれば、4年生~6年生の春夏の講習期間、合宿期間や日程も考慮することも大事! 学年が上がると月謝、テキスト代、テスト代、講習、合宿代、特別対策、まさかのダブル塾(個別指導など)など、お金がどんどん飛んでいきます。6年生までの年間総額と開講期間も含めて考えるといいと思いますよ」

 

 

拘束時間と宿題量

「『拘束時間』と『宿題量』。我が家の場合、エネルギッシュな体育会系男児だったので迷わず大手塾に入れたのですが、消化不良に陥りました。スポーツもしていたので、宿題量がダントツに多い塾では無理があったのです。結局、同じ予習シリーズを使用している中規模塾へ転塾したら、こちらはピッタリフィットしました」

 

 

大人数の集団塾

「少人数より大人数。ゆるい所より厳しいところからはじめたらいいのかとは思っています。万一、転塾ということになった時に、大人数から少人数にはいけますが逆は厳しいので…」

塾ソムリエが伝授 我が子に合った中学受験塾&補習塾選びとは

中学受験にくわしい塾ソムリエ西村則康さんに塾選びのポイントについて聞いてみました。どういったことに気をつけるとよいのでしょうか。

 

 

中学受験する場合は、志望校の合格者が多いところを選んで

「中学受験する場合の塾選びのポイントは2つです。まずひとつはどの偏差値の学校を重視したクラス編成になっているのかを調べ、自分の子どもの志望校の合格者が多い塾や校舎を選ぶことです。

もうひとつは親の関わりがどこまでできるかということです。大手の塾の中には宿題のプリント量が多く、子どもだけで膨大なプリントの整理整頓は難しいため、親のサポートが必要になります。家庭のサポートの負担が少ない塾もあるので、先輩ママなどに事前にリサーチするといいのではないでしょうか。

ただし学習スケジュールづくりは親子で一緒にするものです。いつまでに何をするのか、スケジュール通りできているかいないかをチェックするのは親の役目だと思ってください。

5、6年生になると、さらに宿題の量が増えます。すべての宿題をこなそうと思うと睡眠時間を削ることになるので、いつまでにどの宿題をどこまでするか、取捨選択になります。宿題は塾の先生と相談しながら決めていくこともできますから、塾のサポートが手厚く相談しやすい塾を選ぶというのもポイントではないでしょうか」(西村則康さん)

中学受験の塾選びは、子どもの志望校や学習目標に合う塾を選ぶことがポイントのようです。先生との相性や親のサポートもチェックポイントのようですね。参考にしてみてください。(文・酒井範子)

西村則康さん
日本初の「塾ソムリエ」として、活躍中。45年以上中学・高校受験指導一筋に行う。コーチングの手法を取り入れ、親を巻き込んで子どもが心底やる気になる付加価値の高い指導が評判である。著書に『中学受験は親が9割』(青春出版社)『つまづきやすいところが絶対つまづかない!小学校6年間の図形の教え方』(すばる舎)など多数。

■文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。

 

たまひよ ONLINE編集部

 

 

2020.4.25 転載

 

 

中学受験 偏差値
中学受験 偏差値
サピックス、四谷大塚、日能研、早稲アカ
帰国子女
家事代行なび
家事代行なび

資料請求は無料です。いざという時に持っておくと便利です

押してください。

情報収集にどうぞ

  ↓

にほんブログ村 受験ブログ 中高一貫校受験へ

 

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ

 

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ


トップページで

おすすめ書籍を掲載しています。

参考にしてください。こちら