こんなときどうする?子どもたちの恋愛9つのケーススタディ





さまざまな情報があふれる現代社会。子どもたちを取り巻く環境は複雑化しており、親世代の子ども時代と異なる状況をつくり出しています。

恋愛もそのひとつ。 小学生でも「カレシ」や「カノジョ」の話に話を咲かせることもある昨今、親としてはおおいに気になるところでしょう。
子どもたちの恋愛について、ケーススタディとともに考えてみました。



親世代とは異なる子どもたちの恋愛観
ある聞き取り調査によると、小学生も高学年になると、恋愛についての姿勢は親が思う以上に大人びていることがわかってきました。小学生でカップルになることに対して、子どもたちから「うらやましい」「いいと思う」といった声が聞こえ、「コクった」「コクられた」という体験をもつ子どもも少数ではありませんでした。
恋愛に関する子どもたちの情報源はコミックやドラマ。それらの影響もあるせいか、恋愛=カップル=しあわせというパターン化した考え方が広まっているようです。子どもであっても、彼・彼女がいることは羨望の的になっており、異性と交際するハードルは親世代よりも低くなっているのです。
また、かつては異性への「告白」が一大イベントだった親世代。現在は携帯電話やメールなどを利用して、「ちょっといいな」と思った相手とメール交換したり、告白するといった行為は、子どもたちにとってはそれほど難しいことではなくなってきています。


関心が高まる時期こそ正確な情報を
親の世代にも経験があるように、恋愛にはやっかいな問題もつきまといます。とりわけ性の問題は親としてもきちんと考えておきたいもの。小学校の高学年にもなると、当然ながら性への関心が出てくるからです。だからこそ、早い段階から正しい情報を与えることが大切になってきます。
大人にとっても恋愛の問題は厄介です。子どもならなおのこと、心のケアが必要となります。ここで紹介する9つのケーススタディとともに、その対応方法について、じっくりと考えてみてはいかがでしょうか。



Case1


Q. 娘が出会い系サイトで男の子とやりとりしているみたいで心配です…。


A. インターネットには、出会い系サイトと銘打っていなくても、子ども同士が個別にやりとりできるサイトはたくさんあり、子どもは気軽にアクセスしがちです。ネットで知り会った人と会うことの危険性をしっかりと教え、ネット利用の家庭内ルールをつくりましょう。



Case2


Q. 息子がクラスの子に告白するみたい。まだ早いような気がしますが…。


A. 他者を好きになることは自然なこと。小学生にとっては心の成長ともいえます。まずはその成長を認めてあげましょう。気をつけたいのは、過剰な詮索と手助け。恋を自立の一歩ととらえ、じっくりと見守るようにしましょう。



Case3


Q. 娘に「カレシ」ができたのはいいけれど、性の問題が心配です…。


A. 小学生のうちは性の問題が起こる可能性は低いとはいえ、中学生になると親子の会話が減りがちなので、大切な性の話は小学生のうちにしておくことも考えましょう。要点は、お金のことと、親になるには準備が必要なことの2つ。つまり、自立できるお金がないのに子どもを産み育てることができるのか、また性感染症はどんなに好きな相手でもかかる可能性があるため、それを防ぐ方法についても理解させることが必要です。親は親という立場だけではなく、人生の先輩としての視点から正しい情報を授けたいものです。



Case4


Q. どうやら子どもが失恋したらしいのですが、どう声をかけたらいいでしょう…。


A. 失恋やそこから立ち直る経験は、成長する絶好のチャンスでもあります。「告白したなんてエライ!」などと共感してあげることが大切。ちゃかしたりするのではなく、子どものがんばりをほめてあげられるかどうか、親の力の見せどころです。親の体験など、失恋のような失敗は誰にでもあることを知ると子どもは安心します。



Case5


Q. 6年生になっても恋には無関心の息子。それはそれで気がかりです…。


A. 男の子をもつお母さんに、意外と多いのがこの悩み。背景には、受験勉強を優先するため恋心を封印したり、お母さんが世話してくれる状態がラクなので自立心が育ちにくいといったこともあるようです。それでも思春期はやってきますから、心の準備はしておきましょう。



Case6


Q. 娘が学校で「好きな人をみんなに知られた」と友だちとトラブルになりました…。


A. 子どもたちは「○○ちゃんは○○君が好きらしい」といううわさ話が大好き。友だちにばらされた、同じ子を好きになったなどが原因で、トラブルに発展することも少なくありません。日ごろの子どもの様子をよく見ておくだけではなく、すぐに相談できる関係をつくっておきましょう。



Case7


Q. 好きな子ができた娘のダイエット宣言。朝食もとらない日があって心配です…。


A. 高学年になると女の子のオシャレ熱が高まり、特別太っていなくてもダイエットに励む子や、徐々に大人の体形に変わっていく自分が受け入れられずにダイエットにのめり込む子もいます。からだが成長途上の小学生にとってダイエットはとても危険。キレイになりたい気持ちを尊重しつつ、危険性をしっかりと伝えましょう。



Case8


Q. 「セックスって何?」と答えにくい質問をされたときはどう対処したらいいのでしょう…。


A. ヘンなごまかしや「何言ってるの!」などと怒るのは禁物。対応のコツは、あくまでさらりと話すことでしょう。「夫婦が仲よくすること」「裸で抱き合うこと」などと伝え、「だからあなたが生まれてきたの」と加えることも忘れずに。今から避妊や性感染症など、伝えたいことを整理しておくことも大切です。



Case9


Q. 「オレはかっこ悪いから」とすねる息子。放っておいても大丈夫でしょうか…。


A. 子どもはときとして、自分を卑下してしまうことがあります。そんなときは、下手に慰めるのは逆効果になる場合も。「お母さんも自信がなかったけど結婚できた」とか「ごめん、お母さんの子だからね」と開き直ってみせるぐらいがいいようです。ときおり、「今日はなんだかかっこいいね」などと言葉をかけるのも、自信回復には効果的です。



おうちマガジン から引用  2015.10.27

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