本当に有利?高校入試での気になる評価【英検・漢検などの検定資格】

 

「英検や漢検などの検定資格を持っていると受験で有利になる」という話を耳にしたことがある方もいらっしゃるかと思います。こうした検定資格は高校入試において、本当に役立つのでしょうか?有利になるとすれば、どのように評価されるのでしょうか?

 

都道府県や高校によって評価が異なるが、得意分野の検定にはチャレンジする価値あり

資格や検定の評価方法は、都道府県や高校によって異なります。点数化されるケースもありますし、特に影響しないケースもあるため、入試対策としては活用しづらい面もあります。ただし一部の私立高校では、推薦入試において「英検準2級以上を取得していれば、評定平均に○ポイント加算する」など、優遇措置を明記している高校もあります。加点方法が明確で対策しやすい場合、お子さまの得意分野の検定を選んで挑戦するのもよいでしょう。


また、英語に関しては今後、検定が入試に有利に働く可能性が高まってきています。たとえば、大阪府教育委員会は、平成29年度から、外部の英語検定試験を府立高校入試に活用する方針を決定しました。独自に設定した基準で英語検定のスコアを高校入試に換算して反映させる予定です。

 

めざすべきは「中学卒業程度」の範囲をカバーする検定級数の取得

高校入試で評価されやすい検定として、英検(実用英語検定)、漢検(日本漢字能力検定)、数検(実用数学技能検定)などが挙げられます。


優遇される基準としては、英検、漢検、数検で3級ないし準2級を取得していることがひとつの目安になります。英検、漢検の3級の出題範囲は「中学卒業程度」、数検は「中学校3年程度」となっています。合格ラインは英検3級が得点率60%程度。漢検3級、数検3級の合格ラインは得点率70%程度と言われており、満点を取る必要はありません。中3生になると5教科の勉強に集中したほうが良いですから、時間のある中2生のうちに受検しておくことをおすすめします。

 

具体的な目標が設定でき、再チャレンジ可能な点が検定試験のメリット

検定を受けるメリットは、「具体的に目標を設定でき、成果がわかりやすい」「一発勝負ではないので、何度でもチャレンジできる」という点です。いずれの検定も年3回実施されています(個人受検の場合)。受検結果を知ることで、これまでの勉強法が正しかったのか検証できますし、うまくいかなかった点があれば修正して、勉強の質を高められます。


検定受検は、継続した勉強ができるうえにモチベーションがキープしやすいという点でおすすめできます。「力を伸ばすために勉強した結果、学力が上がり、入試に役立った」という形が理想的ですね。

 

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