2016年 9月 27日 nanapi
はじめに
学習塾は小学生ではほとんどの子供が通っているほど一般的なものですね。もはやおけいこ事の範疇に入るくらい普通のことのようです。
塾に通うきっかけは何でしょうか。友達が行ってるから、学校の勉強を定着させたい、中学受験のため・・色々な理由がありますね。
今回は進学塾、つまり学校授業の補習から一段先、有名私立公立中学への入試を見据えた塾選びについて考えてみました。
筆者の経験をもとに失敗しない塾選びのポイントを紹介しましょう。
塾選びに失敗すると傷つくのは子供です。大学入試なら失敗しても自己責任と言えるでしょうが、小学生には通用しませんね。
塾にも様々な特徴、カラーがあるので子供がどんな性格でどういう塾が合うのかをしっかり見極めることが大事です。
塾がハマれば、子供はどんどん伸びる!!
塾は大きくふたつに分けられます。マンツーマンでじっくり教える塾と学校のようにクラス形式で教える塾。この場合偏差値や志望校別にクラス分けされることが多いです。
常にマイペースでコツコツやる子供、大人数では委縮してしまい質問など出来ない子供は前者が合います。まわりの子供の迫力に負けてしまうと力が出なくなりますね。
友達を良きライバルとして張り合える子供、偏差値などの目に見える結果がモチベーションになる子供は後者の方が伸びます。
塾によって講師の質も違いがあります。大学生のお兄さん的な存在の講師は人気がありますね。相談しやすくアットホームな感じがします。
一方、ベテランの講師中心の経験値の高い授業もニーズがあります。塾講師のキャリアが長い分入試問題への対策も独自の視点を持っている人が多いですね。
塾によっては講師とは別にチューターを置いて、授業時間以外でも質問に応じたり、個別に対応するところもあります。
クラス制の塾では個別に対応してくれるシステムのある無しは要チェック!
保護者会を定期的に開いたり、個別面談をしたり、親からの相談を随時受け付けたりときめ細かく親への対応をしている塾は良い塾だと言えます。
中学受験は家庭学習が非常に大事。保護者との連絡を密にする塾でなければ不安ですね。
教え方が上手で子供が気にいったとしても、現実に合格者を出さなければ高い授業料を払って通わせる意味はありませんね。
どれだけの実績があるかは最も気にすべきところです。自分の志望校の入試に強いかどうかも注目すべきですね。
私立系に強い塾、特定の学校に過去多くの合格者を出している塾なども注目ポイント!
合格者数をアピールしている塾がほとんどですが、純粋な塾生の人数かどうか注意すべし。短期講習や模試の生徒も数に入っている場合あり。
大手の進学塾は料金に差はほとんどないですが、気をつけたいのは短期講習(夏季、冬季)、合宿、塾内模試、日曜学習などでどれくらい必要かを明記していること。
知らずに入会すると後で驚くことになります。
小学生とは言え進学塾は高学年ともなると、かなり帰りが遅くなります。子供への負担も考慮して無理な通学は避けましょう。
送り迎えができるか、送迎バスがあるのか、子供だけで通わす場合も通学路の状況などはしっかりリサーチしなければいけません。
いかがでしたか。子供が楽しそうに通える塾、学習意欲がわく授業内容なら選んで良かったと思いますね。
安易に選んでしまって、勉強嫌いになったり挫折感を味わわせたりすることのないようにちゃんと選んであげて下さいね。
(Photo by 足成)
(著:nanapiユーザー・plum29 編集:nanapi編集部)