普段の中間テストや期末テストとは違って、受験は長丁場。ずっと気持ちの糸がピンと張り詰めた状態ではストレスは溜まる一方……。受験ストレスと上手に付き合うことも、受験を乗り越える大事なポイントです。
・とにかくイライラする
・布団に入れば本来はすぐに眠れるのに、なかなか寝付けない
・食欲がない、もしくはドカ食いしてしまう
・無性に疲れる
といった状態が続いてる場合、ストレスがかなり溜まっている状態かもしれません。意志が強い受験生はそれでも「勉強しなければ」と休むことなく勉強を続けてしまうかもしれません。すると、集中できず30分で暗記できることが1時間かかってしまったり、夜眠れない状態が続いてるので昼間、眠くなってしまったり、良い成果を生みません。
ストレスが溜まっているなと思ったら、まずは思い切ってリフレッシュを。ポイントは「30分」「1時間」と時間を決めることです。リフレッシュ方法としては、自分の好きなことをするのも良いのですが、できれば、体を動かしてみて。受験勉強は嫌でも長時間椅子に座って頭だけを使っていますよね。体を軽く動かすだけで、頭を休ませ、心も体もリフレッシュできます。
好きな音楽を聴きながら家の近くを歩いてみる、サイクリングをしてみる、縄跳びをしてみる、キャッチボールをしてみるなど、簡単に出来ることで構いません。
受験本番が近づけば近づくほど、学校や塾で友人と話をする内容は、ついつい、受験校や受験勉強の話題に偏りがちですが、時には芸能ネタや受験を乗り越えた後にしたいことなど、受験とは関係のない話をして脳を休めてみるのも手。
また、時には、弱音を吐くこともおすすめ。「もう勉強するのが疲れちゃった」「心配で仕方ないよ」など自分が思うことや不安な気持ちを素直に話すことで、ふっと心が軽くなることも。友達や家族が話を聞いてくれるだけでも安心しますし、的確なアドバイスをしてもらえることもあると思います。
ストレスが限界に達した時は、得意な科目に取り組むのもおすすめです。気持ちがのらないときに苦手な科目を勉強しても良い成果を生みません。好きな科目であれば、時が経つのを忘れて、熱中できますよね。
苦手科目ばかりをやらなければと思わずに、好きな科目を伸ばす余裕を持ってみてもいいと思います。
受験勉強に一生懸命であればあるほど、受験ストレスを抱えてしまいます。「不安に思ったり、焦ったりするのは頑張ってきた証拠」と自分に言い聞かせ、友達や家族の助けを借りながら上手に受験ストレスをコントロールして乗り越えてくださいね
2016.1.31 すくぴ から引用